Little Glee Monsterがそれぞれの"Precious"な時間を語る

Little Glee Monsterがそれぞれの"Precious"な時間を語る

Little Glee Monsterが、9月23日(月・祝)に開催される「Precious Live」に出演する。同イベントは、毎年全国各地で開催されるスペースシャワーTVとJ:COMのタッグで贈る完全招待制プレミアムライブで、Little Glee Monsterは2021年に無観客で開催したライブ以来の出演となる。今回は、オリジナル楽曲だけでなくカバー曲も披露する他、高校生とのコラボも予定しており、同グループの特徴である力強い歌声と透き通ったハーモニーはもちろん、聴きどころ見どころ満載のステージとなる。

今回、メンバーにインタビューを行い、ライブへの意気込みや見どころ、楽曲に込める思い、これからの目標などについて語ってもらった。

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――ライブへの意気込みやライブに込める思いは?

miyou「私は初めての『Precious Live』出演となるので、新しいかたち過ぎてどうなるのか...。"わくわくと、ちょっとドキドキ"という感情ですね。そんな中で、ホームっぽく全員が一人残らず楽しめる日になったらうれしいなと思います」

結海「学生の皆さんとのコラボも楽しみですし、いつもはバンドで歌っている曲もアコースティックバージョンで披露するので、普段とは違った曲調でお届けできるのがすごく楽しみで、今からわくわくしています」

ミカ「(かれん、MAYU、アサヒの)お姉ちゃんたちは無観客でのライブを経験しているので、『今はお客さんと一緒に楽しめる』ということを、私も感じながら、感謝しながら、皆さんに直接歌を届けたいなと思っています」

――かれんさん、MAYUさん、アサヒさんは前回の無観客ライブを経た上での今回の有観客ライブとなりますが、心境の変化や特別な思いなどはありますか?

アサヒ「前回、無観客でライブをやらせていただいて、その時に『顔を合わせて一緒の空間を楽しむっていうことが当たり前じゃないんだな』ということを感じることができたので、今回はみんなと一緒に居られる空間というものをより大事に、一緒に作り上げられたらいいなと思います」

かれん「前回は私たちが客席に降りて歌ったりなど、無観客だからこそできる演出やライブを意識して、『画面を通してつながれた感じがしたな』って思ったんですけど、コロナ禍を経て『お客さんが目の前にいてくれるって、すごくありがたいことなんだな』と実感したので、来てくれるみんなと1秒1秒を大切にしながらキャッチボールをして、いいライブにできたらなと思います」

MAYU「コロナ禍だからこそ『こういう見せ方、楽しみ方があるんだ』というのをすごく学びました。そういった経験や前回無観客で歌った時の私たちが感じた気持ちを乗せて、現体制ということも加えて、前回よりも一層楽しんでいただけたらと思っています」

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――今回のライブの見どころや注目ポイントは?

ミカ「80人以上の学生の皆さんと共演するんですが、大人数だからこその迫力や華やかさを見せられたらいいなと思います。(共演するのは)ダンス部の皆さんということで、明るいイメージがあるので、すごく盛り上がりそうな予感がしています!」

アサヒ「普段はやってこなかったアコースティックコーナーを存分にお届けする予定で、聴いてくれる皆さんとしっとりした時間になると思うので、そこは注目していただきたいです!」

――カバー曲も披露されると思いますが、カバー曲を歌う時に意識されていることは?

かれん「原曲へのリスペクトは本当に大切にしています。でも、リスペクトだけではただの物まねになってしまうので、リスペクトと共に"自分たちの色の混ぜ方"は意識していますね。ハーモニーなどをつけてリトグリが歌う意味を追求するなど、2つのバランスにはすごく気を使いながら歌わせていただいています」

結海「ハモリとコーラスの部分で言えば、例えば原曲がソロ歌手の方だった場合、私たちは6人いるので全く参考にするパートがない中で、イチからハーモニーを作り上げていくんです。その作業はいつも本当に難しいなと思いつつも、楽しみながら完成させていっています」

――オリジナル楽曲を歌っている時の気持ちは?

miyou「加入以前からある楽曲を歌わせていただく時は、ずっと大好きで聴いていた楽曲だからこそ、歌うたびにわくわくしています。そして、今の6人の声で歌ったものを聴いて、この6人だと『こうなるんや』っていうビリビリ感を感じています。一方で、現体制になってからの曲は、私たち6人のリトグリの曲だというまた違った喜びがあって、歌っている時はずっと幸せです」

MAYU「今年デビュー10年で、当たり前ですけどデビュー曲は10年前なんですよね。そう考えると感慨深いものがありますが、日常的に歌っているとなかなかそういうことを感じることがないんですよね。でも、同じ曲でもフレッシュさが大人っぽさに変わったりと、歌声に成長や進化がありますし、現体制になったことで、これまでの歌割りも変えたので、10年前の歌もまた新しい魅力が出て2つ楽しめるようになったと思うんです。その変化は、聴いてくださる方への届き方も全然変わっていると思うので、そういった新しい魅力をより強く出せたらいいなという思いで歌っています」

――「リトグリの歌声に勇気や力をもらっている」という方々が多いですが、聴いてくださっている方々への思いについては?

MAYU「ファンの皆さんには『いつも楽しそうに歌っている姿が魅力的だね』と言っていただくことが多くて、その部分は昔から大切にしている部分ではありますね。リトグリは応援ソングが多いのですが、自分たちが学生の時にも勇気をくれた曲があったように、今の皆さんにとってリトグリの曲がそうであったらいいなという思いは強いです」

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――皆さんにとってのPreciousな時間を教えてください。

miyou「新しい曲を6人で歌い終わった後の、録音した音源を聴いている時間が好きです。下手くそでもハモれてる瞬間とか『いいな!』って思うし、何回も巻き戻して聴いちゃいますね」

アサヒ「メンバーとたわいもない会話をしている時間です。そんな会話ができる関係性で、お互いのプライベートなこととか聞いたりして、そういう時間はPreciousだなって思いますね。今日は、8月31日に誕生日を迎えたミカが『お酒を飲んだんだよ』という話を聞きました」

ミカ「地方に前乗りで行った時とかに、6人でゆっくり散策したり、おいしいご飯屋さんに行ったりとか、新しいものを楽しむ時間がすごく楽しいです。結構6人で固まって動くことが多いんですけど、みんなの反応がかわいくて!」

全員「一番年下...!(笑)」

かれん「アロマキャンドルを焚いてボーっとしている時です。普段から関わる人が多いお仕事ですし、友達も多いので、家の外でインプットする場面が多いから、家の中では自分一人のゆっくりした時間も大事なのかなと思って、最近は火を見つめています。ファンの方からめちゃくちゃいい匂いのキャンドルをもらうことが多くて、匂い比べみたいなこともしています」

全員「オシャ~!」

miyou「どういう匂いが好きなの?」

かれん「甘ったるいやつより、爽やかな方が好き!」

結海「お仕事から帰ってきた瞬間にメイクを落とす時間。前まではめちゃくちゃ怠惰で、面倒くさくて全然落としてなかったんですけど、今は座る前にメイクを落としに行くようにしたら本当に気持ち良くて!落とし終わった時が幸せなんです。『今日も1日頑張ったな』と思える瞬間です」

MAYU「アニメとか漫画やドラマなどはできれば完結している物をまとめて見たいタイプで、そういう作品を一気見する時間です。だから、流行には乗れなくて...。4年前に流行ったやつを今一気見して、一人で沸いています(笑)」

――10月に10周年を迎えるグループの今後の目標は?

かれん「グループとしてもっともっと成長してたくさんの方に知っていただいて、大きい会場でライブができるようなグループになっていきたいですし、海外でももっとライブをしていきたいですね」

――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

結海「この6人では『Precious Live』に出させていただくのが初めてなので、私たちもすごく楽しみにしています。いつものライブとはちょっと違った演出もあるので、普段応援してくださっているファンの皆さんとPreciousな時間を作れたらいいなと思っています!」

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文/原田健

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