マ・ドンソク最新作からK-POPまで|古家正亨が語る2026年韓国エンタメ注目トピック

マ・ドンソク最新作からK-POPまで|古家正亨が語る2026年韓国エンタメ注目トピック

2026年、韓国エンタメはK-POP、ドラマ、映画のすべてで大きな転換期を迎えている。
配信プラットフォームの進化により、世界同時視聴が当たり前になる一方、ベテランアーティストの再評価や新たなスターの台頭も加速中。
今回、長年韓国エンタメの最前線を見続けてきた古家正亨さんに、韓流エンタメの"今"とJ:COM STREAMで視聴できる、映画『悪魔祓い株式会社』、ドラマ『アイショッピング~返品された子どもたち~』、音楽番組『SBS人気歌謡』の見どころを語ってもらった。

――多様化が進む韓国エンタメは、これまでと何が変わってきていると感じますか?

「韓国エンタメの今、現在地はどこか。それは、韓国を離れ、世界各地に点在していると言えるのではないでしょうか。
K-POPは芸能事務所各社が現地化を進め、それぞれの国で独自のスターを発掘し、韓国発のグローバルスターの発掘に留まらず、そのノウハウを提供・販売するビジネスモデルを広げつつあります。K-POPのシステムを用いた、その国・地域の独自のスターが続々と誕生し、そこから世界へ挑戦する環境がすでに生まれています。このようにK-POPは、すでに音楽ジャンルを超越して、1つの社会・コミュニティーを示す"単位"になっているように感じます。そんな中で、今年はEXOのカムバックに始まり、BLACKPINKにBTS、そして4月には今年デビュー20周年を迎えるBIGBANGがアメリカのコーチェラ・フェスに出演し、5月になると日本で2PMがドーム公演を予定しているなど、世代で言えば第2・第3世代のベテラン勢がシーンを賑わせてくれそうです。むしろそんな先輩アーティストたちに新人たちは負けないで頑張って欲しい・・・そんな1年になりそうです。
 映画やドラマも同様で、OTT(配信プラットフォーム)の台頭によって、世界中の人々が、韓国本国での放送・配信と同時に新作を共有できるようになった分、本国での流行を受けて、ヒット作を知った上で見るのではなく、一緒にヒットを作り上げていくようになりつつあります。このように韓国で放送・配信された作品がリアルタイムに日本をはじめ、世界各国で字幕付きで観れるようになるなんて、10年前は想像できませんでしたよね。そういった中で、本数自体は以前に比べ多くはないと思いますが、厳選され、制作費が潤沢に使われた大作を中心に、今年も良質な作品が届けられそうです。また、『暴君のシェフ』のイ・チェミンさんや『いつかは賢いレジデント生活』のカン・ユソクさん、『オク氏夫人伝-偽りの身分 真実の人生-』のチュ・ヨンウさんといった若手のライジング・スターも日本で話題になっており、その人気の裾野は、これまで以上に若年層にも広がりを見せています。2026年も、新たなスターが誕生するに違いありません。」

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――マ・ドンソクさん主演の映画『悪魔祓い株式会社』の見どころは?

 「"マブリー"の愛称で日本でもすっかり人気の俳優マ・ドンソクさんが、本国で国民的大ヒットシリーズとなった映画『犯罪都市』シリーズに続く、新しいシリーズものを期待させる、自身によるプロデュース及び主演を果たしたのがこの作品。でも今回マブリーが戦う相手は、犯罪者ではなく"悪魔"。ただし今回も銃刀を使わず、あくまでその拳だけで相手を叩きのめす爽快感は健在。そんな彼と一緒に戦う、悪魔と交信できるエクソシストのシャロンを少女時代のソヒョンさんが、魅惑的なビジュアルとキツめな話し方で、これまでになかったキャラで演じているのが新鮮。『犯罪都市』シリーズ同様にウイットに富んだジョークも満載です。」

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――ドラマ『アイショッピング~返品された子どもたち~』【R-15】は、どんなテーマを持った作品で、特に注目してほしいポイントはどこでしょうか?

「韓国語で"アイ(eye=目)ショッピング"とは英語で言う"Window Shopping(ウィンドウショッピング)"のこと。でも、ここでいう"アイ"は目ではなく韓国語の"아이(子供)"を文字ったもので、つまり「子供をお買い上げする」という意味なんです。「優秀な遺伝子だけが生き残るべき」と信じる、医療財団の代表キム・セヒが主導する、18歳までなら"返品可能"という、違法な養子売買ビジネス「アイショッピング」。その組織の犠牲となった「返品された子供たち」の、大人たちへの復讐を中心に描かれる壮絶なドラマです。ドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』で、娘を是が非でもソウル大学に入れるために苦闘するソジンを熱演したヨム・ジョンアさんが、今度は養子売買ビジネスの首謀者に。『先輩、その口紅塗らないで』でお馴染みのウォン・ジナさんが復讐に燃える返品された子どもの一人として登場。その華麗なるアクションにも注目です。」

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――『SBS人気歌謡』は、いまK-POPを知る上でどのような価値のある番組だと思いますか? 

 「前身番組から数えると放送35年目を迎えた、韓国の地上波テレビ局であるSBSで毎週日曜日に生放送されている、韓国を代表する三大地上波音楽番組の1つで、毎週紹介されるNo.1楽曲を視聴者の投票で決定するのも魅力の1つ。そして、他の番組に比べて、躍動感のあるカメラワークもK-POPファンから高い評価を得ています。今後ブレークするであろう注目の新人アーティストもジャンルを問わず紹介される点も見どころといえます。

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――2026年に注目しているアーティストも教えてください。

現在、第5世代と言われるアイドルグループが、続々と誕生し、その主導権を競い合っていますが、今年はガールズグループで言うとIVEを擁するSTARSHIP期待の新人グループ「KiiiKiii」とK-POPアイドルの歴史を築いてきたSMエンタの新人である「Hearts2Hearts」の飛躍、そして人気グループSTAYCを擁するHIGHUPエンタが、2026年上半期にSTAYCの後継となる新人グループ「UNCHILD」をデビューさせる予定で、こちらも楽しみ。ボーイズグループで言えば、ついにデビューを果たした、オーディション番組「BOYS Ⅱ PLANET」から誕生した8人組ボーイズグループ「ALPHA DRIVE ONE」の人気は間違いないでしょう。そしてSMエンタが今年初めに『応答せよ!僕らのハイスクール』というバラエティ番組を通じてデビューさせるSMTR25からの新人グループがすでに注目の的に。K-POPはとにかく流行の移り変わりが早いので、この番組を通じて、K-POPの"今"をぜひ体感してほしいです。」

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