HWANG MIN HYUN(ファン・ミンヒョン)約2年ぶり来日、Wanna One&NU'EST名曲メドレー披露で会場熱狂

HWANG MIN HYUN(ファン・ミンヒョン)約2年ぶり来日、Wanna One&NU'EST名曲メドレー披露で会場熱狂

ソロアーティストとしての活動に加え、近年は俳優としても目覚ましい活躍を見せているHWANG MIN HYUN。2020年の「恋はオン♥エアー中!~Live On~」で本格的にドラマデビューを飾り、大ヒット作「還魂」での好演も記憶に新しい。2025年に公開された主演作「スタディーグループ」も好評を博し、現在はその続編の撮影中だ。そんな彼が2年ぶりに開催したファンミーティング「HWANG MIN HYUN FAN MEETING [UTOPIA] - TOKYO」の模様をレポートする。

イベントは3月4日、5日の2日間にわたり計3回行われた。今回取材したのは最終日の夜公演だ。タイトルの「UTOPIA」には「桃の花が咲く園」という意味が込められており、ステージは韓国の伝統的な韓屋(ハノク)と桃の花をモチーフにした装飾で彩られた。花びらが舞い散る幻想的な雰囲気の中、HWANG MIN HYUNが姿を現すと、会場からは大きな歓声が上がった。

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■「桃の花が咲く園」で再会。通訳なしでファンに届ける真っすぐな言葉

オープニング曲「Universe」の歌唱後、彼は「皆さん、こんばんは!これが日本で最後の公演ですね。なので、今日は命を懸けて、皆さんに幸せをプレゼントしたいと思っています!」と、流暢(りゅうちょう)な日本語で語りかけた。日本語が堪能なことで知られるHWANG MIN HYUNだが、今回のイベントは最初から最後まで一切通訳を介さず進行された。自らの言葉で直接思いを伝えようとする誠実な姿勢により、ファンとの距離がより縮まる濃厚な時間となった。

MCの古家正亨氏が登場し、春のイメージを問われると、彼は「かゆいですね(笑)」と回答。実は重度の花粉症で毎日薬を飲んでいるという意外な一面を明かした。「でも、大好きな日本なので、かゆくても仕方ない!それに3月15日はデビュー記念日。春は僕にとって特別な季節なんです」と、笑顔を見せた。

■素顔が垣間見えるQ&A。徹底した自己管理と、誠実な人間性

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最初のコーナー「UTOPIA季節質問箱」では、ファンから募集した春夏秋冬にまつわる12の質問に回答。「前日のルーティン」については、顔のむくみを防ぐために炭水化物を控えると語りつつも、「実は昨日はふとおすしが食べたくなって、築地まで行って6貫だけ食べた(笑)」と告白。人間味あふれるエピソードで会場を和ませた。

また、人見知りをしないという彼は、古家氏を相手に「初対面の人と仲良くなる秘訣(ひけつ)」を即興劇で披露。さらに今回の来日でときめいた瞬間として、中目黒の桜がまだ咲いておらず残念に思っていたところ、路地裏で満開の梅の花を見つけて、夢中で写真を撮ったエピソードをうれしそうに語った。

自身の性格については、「テレビのリモコンを置く場所がミリ単位で決まっている」といった極度の掃除好き・整理整頓好きを自虐的に語る場面も。しかし、ファンからの人生相談に対しては、「気分を態度にしてはいけないと思っている。僕と一緒にいるときは相手に楽しい感情だけを感じてほしい」と回答。デビュー当時から変わらないといわれる、彼のプロ意識と誠実な内面が浮き彫りとなった。

後半の質問で「次に会う日まで、Hwangdo(HWANG MIN HYUNのファンの愛称)が寂しくないようにメッセージを」と求められると、「僕のほうがもっと寂しいし会いたいから、我慢してね」と回答。古家氏から「らしくない!」と突っ込まれると、「違う姿も見せないと!」と笑顔で応えていた。

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■圧巻のパフォーマンス。宇多田ヒカルのカヴァーからWanna One、NU'ESTメドレーまで

第1部の終盤には、宇多田ヒカルの「First Love」や出演作「還魂」のOST(劇中歌)「Tree」を伸びやかに歌い上げた。続く第2部では、革ジャンとジーンズ姿に着替え、一転してパワフルなダンスパフォーマンスを披露。Wanna Oneの「Energetic」「NEVER」、NU'ESTの「INSIDE OUT」「I'm in Trouble」といったファンにとって思い入れの深い楽曲をメドレーで畳みかけ、会場のボルテージは最高潮に達した。

さらに、自身の愛称にちなんだ「UTOPIA PERSONA」コーナーでは、6つのあだ名にちなんだチャレンジに挑戦。SNSで流行している「CHANELチャレンジ」ではセクシーな表情を見せ、主演ドラマ「スタディーグループ」を彷彿(ほうふつ)とさせるヌンチャクさばきなどを披露。また、後輩グループTWSの楽曲「OVERDRIVE」のサビに合わせて愛嬌を振りまく「アンタルチャレンジ」や、CUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」のダンスも披露すると、会場中から「かわいい!」「かっこいい!」という歓声が鳴り響いた。

■「もっとカッコよくなって戻ってくる」ファンへの愛に満ちたラストシーン

ラストステージでは、新曲「Truth」と「Perfect Type」を披露。最後の挨拶では、「この2年間に僕に送ってくれた手紙やメッセージにお返しがしたくて、頑張って準備をしました」と切り出し、「もっとカッコよくなって、歌もうまくなって、演技も頑張って、皆さんの思いに応えますね」と、一言一言を噛みしめるようにファンへ伝えた。

アンコールの「모든 밤 너에게(すべての夜 君に)」では切なくも温かい歌声を響かせ、客席の端から端まで歩いて2階や3階にも丁寧に手を振りながらステージを後にした。最後の瞬間までHWANG MIN HYUNのファンへの愛と感謝があふれ、まさに「UTOPIA」の名にふさわしい至福のファンミーティングとなった。

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PROFILE
2012年にデビューした歌手兼俳優。 グループ「NU'EST」のメンバーとしてデビューした彼は、グループ活動に続いてミュージカル、ソロアルバム、ドラマなどジャンルを行き来しながら「オールラウンダー」として活躍している。「恋はオンエアー中!Live on」、「還魂」「無駄なウソ-誰にも言えない秘密-」などを通じてレベルの高い演技力が認められ、主演俳優としての地位を確立。2025年に公開された「スタディーグループ」では、優しい顔立ちに反し戦闘力を持つユン・ガミン役を演じ、「人生キャラを更新した」と好評を得た。

取材・文/高山和佳

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