ディンユーシー(丁禹兮)のツンデレを日本初放送の中国ドラマ「長楽曲」で堪能!

ディンユーシー(丁禹兮)のツンデレを日本初放送の中国ドラマ「長楽曲」で堪能!

中国本土に続き、日本でも人気急上昇中の"最旬"イケメン俳優、ディン・ユーシー(丁禹兮)。そんな彼の新たな代表作となった2024年のドラマ「長楽曲~白い愛、黒い罪~」が、ついに日本初放送! 中国三大プラットフォーム以外の配信にもかかわらず、累計視聴数は20億回を突破した大ヒット作で、彼のさらなる魅力を堪能できる注目作だ。

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(C)2024 Hunan Mgtv.com Interactive Entertainment Media Co., Ltd.

ツンデレ役でブレーク!ディン・ユーシーが見せるギャップ

1995年7月20日生まれのディン・ユーシーは、2017年に俳優デビュー。大きな注目を集めるきっかけとなったのが、チャオ・ルースー(趙露思)と共演したドラマ「花の都に虎われて~The Romance of Tiger and Rose~」だ。ヒロインの命を狙う若君が、次第に彼女へ惹かれていく姿を絶妙に演じ、人気を不動のものにした。その後も現代劇「月光変奏曲~君とつくる恋愛小説~」、時代劇「今宵、若様は恋に落ちる」などで、クールさと甘さを行き来する役柄を好演。視聴者の心をわしづかみにしてきた。
クリっとした猫のような瞳に、クールな態度と甘いデレを併せ持つギャップ――ツンデレ役はまさにディン・ユーシーの代名詞といえる。そして最新作「長楽曲~白い愛、黒い罪~」でもツンデレ主人公に挑むが、「またツンデレ?」と侮るなかれ。これまでの魅力をさらに進化させた、新たなディン・ユーシー像に出会えるはずだ。

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冷酷無比な主人公と切れ者のヒロインが織りなす化学反応!

ディン・ユーシーが本作で演じるのは、死神を意味する"白無常"と呼ばれ、人々から畏怖される冷酷無比な役人・沈渡(ちんと)。物語は、ドン・エンシー(鄧恩熙)演じるヒロイン・顔幸(がんこう)が姉の代わりに彼の元へ嫁ぐことから始まる。中国時代劇では定番の結婚から始まる恋愛模様"先婚後愛"の展開だが、2人には実は幼い頃に出会っていたという秘密がある。かつては今のような冷徹さを見せなかった沈渡が、なぜ人々から恐れられる役人となったのか――その謎がロマンスに奥行きを与え、物語をよりスリリングに盛り上げていく。

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2人の距離を縮めるきっかけとなるのは、都で次々と起こる事件だ。沈渡は内衛府(だいえいふ)の長として捜査を指揮し、一方の顔幸は司法機関・刑部で書吏(庶務係)として働いている。彼女は検視や捜査の才に長けており、時に強引に事件へ関わっていく。物語の舞台は、皇太后が国の頂点に立ち、女性の社会進出も奨励されている世界。しかし現実には「女性だから」と軽視される場面もある。それでも顔幸は卓越した実力で周囲を圧倒し、やがて沈渡にとっても捜査の面で欠かせない唯一無二の相棒となっていく。

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ディン・ユーシーの圧倒的目力が緩む瞬間に胸キュン必至!

頭脳で互いを認め合う姿が実にクールな2人。そこに芽生えるロマンスは、見ているこちらの心までとろけそうになる。罪人が震え上がるほど冷酷無比と恐れられ、鋭い眼光を放つ沈渡の視線は見る者をもゾクッとさせる。皇太后の命で仕方なく結婚し、「妻のつもりになるな」と顔幸を冷たく突き放す沈渡。しかし、顔幸と過ごすうちに、彼の氷のような心は少しずつ溶けていく。

捜査の途中で立ち寄った店では、彼女に似合う簪(かんざし)を選んでやり、長時間ひざまずかされてふらついた顔幸を見れば、瞬時に心配そうな表情を見せる。まだ"デレ"とは言いがたい小さな優しさだが、人を好きになる過程とは、こうした積み重ねなのだと感じさせてくれる。

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ディン・ユーシーは、そんな微細な変化を丁寧に忍ばせる演技が実に見事だ。冷酷な役どころでありながら、ヒロインと距離を縮めることで放たれる圧倒的な目力とほのかなロマンス。その瞬間に生まれる極甘とのギャップは胸キュン必至。冷たさの裏に潜む影と、恋に落ちる過程のドラマチックさの振り幅の大きさこそが、ディン・ユーシー最大の魅力を引き出している。

文/神野栄子

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