チ・チャンウクと過ごす甘いクリスマス「僕が幸せだった時間と同様に、皆さんにも幸せになってほしい」

チ・チャンウクと過ごす甘いクリスマス「僕が幸せだった時間と同様に、皆さんにも幸せになってほしい」

韓国の人気俳優チ・チャンウクが、2024年12月25日、東京ガーデンシアターで2年連続のクリスマス・ファンミーティング『2024 Ji Chang Wook Japan Fan Meeting -メリークリスます-』を開催した。「メリークリスます」というタイトルは、日本語勉強中のチ・チャンウクが作り出した「よろしくおます」という愛らしい日本語から名付けられたというが、まさに彼らしい優しさに溢れたファンミーティングとなった。

250115_jcw02.jpg

華やかな幕開けは、歌手としても活躍する彼の歌から。生バンドの躍動感溢れる演奏と共に軽やかに「Starry Night Driver」を歌い終え、「こんにちは、僕はチャンウクです!お久しぶりです。元気ですか?僕はちょっと元気です。なぜなら仕事がめっちゃ多い(笑)」と茶目っ気のある挨拶を客席に投げかけると、会場は笑顔と大きな「ファイティン!(ガンバレ)」という応援の声に包まれた。

250115_jcw03.jpg

最初のコーナーは、チ・チャンウクが演じてきた役の人気キャラクターNo.1をトーナメント方式で決める企画。作品や役に関する裏話を演じた本人から聞きながら、客席のファンが事前に配られた赤と緑のカードを掲げて好きなキャラクターを選んでいく。「奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜」のタファン、「ヒーラー 〜最高の恋人〜」のパク・ボンス、「THE K2~キミだけを守りたい~」のキム・ジェハ、「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」のノ・ジウク、「コンビニのセッピョル」のチェ・デヒョン、「都会の男女の恋愛法」のパク・ジェウォン、「サムダルリへようこそ」のチョ・ヨンピル、「江南Bサイド」のユン・ギルホと、時代劇からラブコメ、ハードボイルドまで幅広い役が並び、まるで思い出のアルバムをめくるような特別な時間に。決勝に勝ち残ったのは、チ・チャンウク曰く「保護本能をくすぐる」という「ヒーラー 〜最高の恋人〜」のパク・ボンスと、「隣にいてほしいくらい親しみやすい」という「サムダルリへようこそ」のチョ・ヨンピル。最後は「ヒーラー 〜最高の恋人〜」のパク・ボンスが栄冠を手にした。

250115_jcw04.jpg

ゲームコーナーでは、チ・チャンウクが会場からあるひとりのファンを見つけ出すというミッションが与えられ、3階席からアリーナまで、4階分の客席をくまなく練り歩いた。突然の接近遭遇に、ファンも大興奮。その瞬間、すべての席が神席となった。

250115_jcw05.jpg

歌のコーナーでは、ファンからのサプライズも。最新シングル曲「SHINY TRIP」では、最後のサビで、キャラクタートーナメントで使った赤と緑の紙で紙飛行機を作りそれを一斉に飛ばした。鮮やかな紙飛行機が舞う圧巻の光景に、チ・チャンウクも「スゴイ! この飛行機に乗って旅に出たい」と絶賛。会場全体でチ・チャンウクの歌に参加する一体感が生まれた。

250115_jcw06.jpg

そして、さらなる歓喜の知らせ――2025年4月、大阪・東京での新たなツアー「2025 Ji Chang Wook Japan Tour」の開催発表がサプライズで行われると、会場はさらに興奮の渦に包まれた。

締めくくりの言葉には、彼の深い愛情が込められていた。「皆さんの愛のおかげで、2024年の僕は、かけがえのない時間を過ごすことができました。僕が幸せだった時間と同様に、皆さんにも幸せになってほしいです」という彼の言葉の一つひとつが、ファンの心に刻まれていく。最後の「The Wind Of Spring」では会場全体が一つになって歌声を響かせ、まるで春風のような、温かく心地よい空気がこの場を包み込んだ。

250115_jcw07.jpg

取材・文/坂本ゆかり

チャンネル:

韓国・アジアドラマ

※放送スケジュールは変更になる場合がございます