パク・ミニョン×チャン・ジャーハン(張哲瀚)競演!中韓トップスターが繰り広げるロマンスにキュンが止まらない「時間の都市~ロマンスはいつも予想外~」

パク・ミニョン×チャン・ジャーハン(張哲瀚)競演!中韓トップスターが繰り広げるロマンスにキュンが止まらない「時間の都市~ロマンスはいつも予想外~」

韓国ドラマ界のスター、パク・ミニョンが主演を務めた中国ドラマ「時間の都市~ロマンスはいつも予想外~」がJ:COM STREAMにて10月5日より配信開始する。共演するのは、ブロマンス時代劇「山河令」(2021年)で知られる中国トップスター、チャン・ジャーハン(張哲瀚)だ。

主演作「私の夫と結婚して」(2024年)が大ヒットしたばかりのパク・ミニョンは、ブレークのきっかけになったドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」(2010年)などの時代劇やサスペンスもこなせる実力派。だが、なんといっても「キム秘書はいったい、なぜ?」(2018年)や「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」(2022年)といったロマコメ作品で見せたチャーミングさが多くのファンをとりこにし、"ロコ(ロマンスコメディー)クイーン"と呼ばれている。日本ほかアジア圏に人気を広げているパク・ミニョンにとって中国ドラマ出演2作目となる本作でも、そのロコクイーンの魅力を発揮し、チャン・ジャーハンとロマンティックな恋物語を展開する。

パク・ミニョンが演じるのは、頑張り屋の古生物学を専攻する学生・許真(シュー・ジェン)。1986年生まれのパク・ミニョン。撮影が2016年だったことを差し引いても、学生役に少々驚くが、はじけるような笑顔などキュートで若々しさにあふれていて違和感がない。一方、チャン・ジャーハンは、ハリウッド帰りの人気俳優・顧持鈞(グー・チージュン)で、俳優としては実力があってプライドが高いけれど努力も惜しまないが、プライベートな恋愛では少々難ありな部分も......という役どころ。「山河令」で彼を知った人にとっては、それより前の現代男性を演じているのも見どころだ。

許真は離婚してから男手一つで育ててくれた父に重病が発覚し、今は映画監督として第一線で活躍する母との関係修復を願うように。そんなとき、母の新作映画でスタッフを募集していることを知って応募するが、ひょんなことから母の映画に主演する顧持鈞のアシスタントとして彼が所属する映画会社に雇われる。

顧持鈞が新作映画で共演する元カノの女優に復縁を迫っているところに許真が出くわしてしまうという波乱の始まりで、顧持鈞は許真を辞めさせようとする。しかし、許真が監督の娘であるのになぜか冷たくされていると分かると気遣いを見せたのをはじめ、許真の頑張りを認めていくように。

人気俳優と一般人の秘密の恋とくればドキドキするもの。サブタイトルの通り"予想外"に始まるロマンスは、許真の幼なじみで、映画会社を営む一家の次男との三角関係も加わり、距離が近づくと顧持鈞が甘くなっていく様子にキュンとすること間違いなしだ。

韓国と中国のトップスターがけん引する物語は、映画会社の跡継ぎを巡る陰謀も張り巡らされ、許真たちも否応なしに巻き込まれてしまうドラマチックさも。演出を担当するのは時代劇「陳情令」(2019年)を大ヒットさせたチェン・カーリン監督。本作でもキュンキュンしつつ、クスっと笑ってしまうところも、ハラハラな場面も、人物1人1人を丁寧に見せて、最後まで飽きさせない。

文/神野栄子