「涙の女王」キム・スヒョンにくぎ付け!来日ファンミーティングを独占放送

「涙の女王」キム・スヒョンにくぎ付け!来日ファンミーティングを独占放送

大豊作の韓国ドラマ界において、2024年上半期の視聴率No.1(ニールセンコリア調べ)をたたき出したのが、キム・スヒョンとキム・ジウォン主演の「涙の女王」だ。tvNで放送されたこの作品の最終話視聴率は、24.9%を記録。同局で歴史的な大ヒットとなった「愛の不時着」の21.7%を超え、tvNの歴代視聴率1位となり、キム・スヒョンの人気を不動のものにした。

キム・スヒョンは、現在36歳。ぺ・ヨンジュンとJ.Y.Parkが共同プロデュースした青春学園ドラマ「ドリームハイ」(2011年)で脚光を浴び、2012年の主演ドラマ「太陽を抱く月」が視聴率40%超えの国民的ヒット。この年の演技賞を総ナメにして大スターに。その後もドラマ「星から来たあなた」(2013年)、「サイコだけど大丈夫」(2020年)など、ラブロマンス作品でヒットを連発している。

180センチ越えの長身に、目を見張るような小顔という抜群のスタイルに、少年と青年の表情が入り交じる切れ長の目を持つ上品なルックスで、多くの人々を魅了してきた。しかし最大の魅力は、「ドリームハイ」での田舎から出てきた純粋な高校生、「太陽を抱く月」での孤独な世子、「星から来たあなた」でのミステリアスな宇宙人、そして「涙の女王」での財閥の娘と逆玉婚した田舎出身のエリートと、シリアスな役柄からコメディー、ラブストーリーまで幅広いジャンルのキャラクターを繊細に演じ分ける高い演技力にある。特に彼の涙のシーンは秀逸だ。

そんなキム・スヒョンが今年、画面を飛び出し、日本のファンの目の前に降り立ったのが「2024 キム・スヒョン ASIA TOUR in JAPAN『EYES ON YOU』」だ。これは6月15日のバンコクからスタートし、横浜、マニラ、台北、香港、ジャカルタ、ソウルをまわるアジア・ファンミーティングツアーの一環で、日本では6月22日、23日の2日間、神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。チケットがファンクラブ先行で販売されると伝えられると、ファンクラブ会員数が5倍になったと韓国のニュースで報じられたほど。彼の人気のすごさを物語っている。

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ファンミーティングとあり、イベントは歌やトーク、ゲームで構成された。ドラマ「ドリームハイ」では、ぺ・スジ、2PMのテギョンとウヨン、IUらトップアイドルたちと芸術高校で未来のスターを目指すソン・サムドン役を演じたが、キム・スヒョンは演技だけでなく、歌やダンスにも挑戦し、素晴らしい成果を見せた。この「ドリームハイ」だけでなく、「太陽を抱く月」、「星から来たあなた」、「涙の女王」では、劇中歌OSTで歌声も披露しているだけに、ファンミーティングでも美声を披露。自身が歌った「涙の女王」OST曲「Way Home」はもちろん、英語バラードのカバー曲や、驚きのJ-POPのカバー曲まで、幅広い歌声を生バンドを従えて届けてくれた。

ドラマ「涙の女王」の裏話や、プライベート写真を公開しながらのトーク、ゲームコーナーでは、会場のファンとのゲーム対決も行い、ドラマで演じる役からは見ることができない、無邪気なキム・スヒョンが堪能できる。これを見れば、役柄と素のギャップに一層キム・スヒョンが好きになるはず。ドラマだけでない、キム・スヒョンの魅力をこのファンミーティングで探ってほしい。

文/坂本ゆかり